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講師のわたしがセルフブランディング名刺セミナーで実際に名刺を作ってみた話

2020.09.15
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こんにちは。 大阪でWEB・DTPデザイナーをしています。山本です。

突然ですが、私はこんなセミナーを不定期に開催してます。

セルフブランディングセミナー名刺セミナーのバナー

https://www.street-academy.com/myclass/46099

その名も「営業が苦手な人ほど知っておきたい、わたしが伝わるセルフブランディング名刺セミナー」です。

この時代に名刺なんていらんでしょ?と思われるかもしれませんが、やっています。
このセミナーは3時間のうち、1時間が座学的な講座、2時間がブランディングワークになってます。というのも、座って聞いただけでできるほどセルフブランディングというのは簡単じゃないのです。
ワークでできたものよりもブランディングワークで出した「自分らしさ」を継続して外へ向けて発信し続けることが重要です。
なので、ワークに時間をかけて、あとは「名刺」を媒介として 「自分らしさ」を出してもらうということをしています。

セミナーをするようになったきっかけ

私がこのセミナーをするようになったきっかけは、所属しているフリーランスギルドの中のクリエイターの大先輩方と「デザイン部」なるものを立ち上げ、デザインについて勉強しあう環境ができたことです。

この「デザイン部」で、もくもく会という黙々作業しあう会や、交流会、ギルド内でデザインに関わるところに遠足にいったりと日々に忙殺される中でデザインセンスを磨く機会を作っていました。
「デザイン部」のコアのメンツで何かセミナーをやりたいねと言い合ってましたが、人前に立つのが苦手な私…
そんな自分も変えたいと、周りの後押しもありセミナーの講師として、皆さんの前に立つことになりました。

セミナーの内容

セミナーの講師は私ですが、セミナーの内容については「デザイン部」の面々が協力しあって作りました。
経験豊富なメンバー同士でセルフブランディングの知見を出し合い、どうやったら初めてセルフブランディングにふれる人に伝わりやすい内容となるか。
伝わったあとに自分に落とし込める内容となっているか、何回もブラッシュアップして作成しています。

初回は私も一緒に作りました。

初回のセミナーのときに私の名刺もブランディングワークをし、名刺を完成させました。

背景

私は去年の10月に独立し、屋号を「まゆ玉デザイン」と決めました。
私の本名も「まゆ」、また蛾の仲間に「ヤママユ」という生き物がいるそうで…(苦手な方は調べないでください…)
そして蚕から作るまゆ玉は成長を願うという祈願に使用される大変縁起のよいものです。

何かしらデザインを依頼をするとき、少なからず商品や企業の成長や成功を願ってデザインを頼まれると思います。そんな背景に「まゆ」はピッタリだと思い、「まゆ玉デザイン」としました。

自己理念

次は理念。こちらは人に相談しながら2年くらい悩んで考えつきました(笑)
私の自己理念は「喜びスパイラルを創る」です。

「え、ふざけてるの?」と思われるかもしれないのですが、理由がちゃんとあります。

度々スタッフとして参加させていただいているクリエイター200人祭りというイベントの際、Twitterの運用、それに伴ったバナーの作成を担当しました。
その時、Twitter経由で参加したという方のうれしい声や喜んでいる様子、それで実際に行動を変えて激変している人を知って「ああ、わたしも人の役に立てるんだ!喜んでもらえるんだ!」と実感しました。
この体験から、私の活動から、お客さんや、お客さんがつながっている人、友達、家族へ間接的にでも喜びを輪のように広げることができるようなことをしていきたいという思いがでてきて、理念に繋がりました。

自己理念って個人でも必要あるの?と思われがちなのですが、
個人的には自己理念があると、一本筋を通して活動することができます。
これはブランディングを打ち出し続けることにつながると思っています。

活動の中でたとえ迷ったとしても理念に反しているか、反していないかで判断することができるので、自己理念持っていると迷う時間が少ないなどのメリットがあります。考えすぎな部分がある私にはぴったりです。

形状

ここまでが前情報で、名刺の形状は、まゆ玉デザインの名前の通り、まゆ玉の形にしようと決めていました。

ターゲット

ターゲットは 30代の女性。
可愛いもの、ポップなものが好きで、起業を考えている。
講師系の人。

初案

はじめの名刺案の画像

表はシンプルに、まゆ玉なので白ベース。
明朝体を使用することで女性らしさも出しました。

まゆ玉はいわば、成虫になるまでの育成機関なので、赤ちゃんのいるお母さんのお腹の中のような温かいイメージで、中身は水彩のオレンジ、黄色などの暖色を使用しています。形はもちろんまゆ玉型ですが、折り目の部分が少々太めでした。

フィードバック

初案を周りの人に見せて、意見をもらいます。

「山本さんはポップなデザインをするから、そこを活かして、中身を賑やかにするのもいいかも!」
「折り目の部分の太さで印象が結構違うよ!」

自分でデザインしていると視野が狭くなってしまいます。
他の人からのアドバイスを貰えるのはありがたい…

確かに、初案はアイコン負けをしている感じもするし、印象が弱いような気がします。
おもちゃが飛び出すイメージで谷町クダリさんというイラストレーターさん(https://www.tanimatikudari.com/)が描いてくださったこのアイコン。
初案のふんわりしたテクスチャと合いません!!!
がアイコンはとても気に入ってるので変えたくありません!!ということで、元気な印象を与えるパターンに変更しました。

次に折り目の部分の太さ。
折り目をつけたときに破れないような太さにしていましたが、結構ズドーンと構えた印象です。
せっかくターゲットを女性にしているので線が細いイメージにしたいです。ということでキュッと幅を狭くしました。

実際に作り直したものがこちら。

最終的に完成した名刺の画像

これにより、印象もぐっとエレガントに、女性らしい感じになったんではないでしょうか。

以前配っていた名刺と比較

それでは恥を偲んで、私がデザイナーを志したほんとのほんとに初めて作った名刺と、今の名刺を比較してみます。

比較画像1
比較画像2
左が以前の名刺

以前の名刺の微妙なところ

  • なぜか新卒で入った会社を8ヶ月で辞めたことを言及している
  • 猫3匹飼っていることを自慢
  • モノクロでクールな印象

まず、「新卒で入った会社を8ヶ月で辞めたことを言及」はアピールするところが間違っています。
自分にとっては重要な節目だったかもしれないけど、もらう相手目線に立つとあまり印象が良くないですよね。

「猫3匹飼っていることを自慢」は相手からすると「だからどうした?」となります。猫を飼ってる人とは会話のフックにはなりますが、それ以外の人には謎を残します。

「モノクロでクールな印象」はその印象自体には何も問題はないのですが、私の実績や作品、自分のWEBサイトがクールというよりも可愛い系が多いのに、印象にギャップがありすぎます。
もらった人が私のWEBサイトに訪れたとき、あまりのギャップに戸惑いを隠せないでしょう。

名刺を作り直す際に改善した点

完成した名刺の画像

名刺を作り直したときの改善点は

  • 自分のできることを列挙
  • 想い、メッセージを書く
  • 得意なデザインを明記
  • WEBサイトと合わせたデザイン

自分のできることを列挙すると、初めて会った人でも私のできることがわかるので、仕事の話になりやすかったり、だいぶ時間が経ってからの「この人、何ができるんだっけ?」をなるべく減らす事ができます。

また、想い、メッセージを書くと、屋号だけでは伝わらない情報を補足して、会話のフックになりやすい要素を増やすことができます。

デザイナーに限っては、得意なデザインも明記しておくと依頼がしやすくなりますし、あまり自分に合わない仕事が来ないようにする効果もあります。

WEBサイトに合わせたデザインで、そのままURLからWEBサイトを訪れてもその人のものだと判別しやすくなるようにしました。

作り直した結果

実際に新しい名刺にしてから、名刺をお渡しする方からは

「かわいい」
「プレゼントをもらったみたい!」
「絶対、捨てられないね」
「印象に残った」

など、の嬉しいお言葉をもらうことが多くなりました。
また、以前の名刺からご依頼をいただくことはほぼ0だったのですが、新しい名刺にしたことで名刺や名刺と合わせてWEBサイトのご依頼も頂けるようになりました。

名刺って実はすごかった。

会社員で働いていたときに、以前の名刺を使って交流会に参加したりしていましたが、 お声がかかることは皆無。
でも、人生のアドバイスをもらうことは多かったかも(笑)

そんな状況で、私自身「名刺にこだわったところで、みんなすぐ捨てるじゃん!連絡来ないじゃん!」と思っていました。 でも、それは違いました。

私自身もセミナーを作り上げながら、名刺を作り直したことで自分を見つめ直すきっかけになり、名刺から仕事につながった方もいました。

名刺の役割は、自分を相手に知ってもらうこと。
あわよくば、交流会や会社から帰ったあと「あっ!今日はこんな人がいたな~、一緒に仕事してみたいかも」と思ってもらう。

または実際に仕事があるときに「そうそう、あのときの交流会で、こんな人がいたから一緒にできるかも!連絡しよ~」とメールを立ち上げてもらう。

あるいは、自分がいないところで「こういう名刺の人がいてさ、いい人だったし仕事頼んでみたら良いよ~」と推薦してもらう。
あるいは「そんな想いで仕事してるんだ!ならこんな仕事があるし、こんな人も紹介できるよ!」ともらった人が行動を起こしたくなる。

つまり、もらった人のもらった後の行動もコントロールできるのが良い名刺なんじゃないかと思います。

セルフブランディング名刺セミナー

私のセミナーのサブタイトルにしている「営業が苦手な人ほど知っておきたい!私が伝わる!」の部分は、自分が伝わることで相手にどんな行動をしてほしいか、真剣に考えて、それをガイドラインにして作る名刺だからこそです。

セミナーに参加してくれた人の名刺もこれから紹介していこうと思ってますが、やはり同じセミナーに参加した人でも、作る名刺は各々、まったく違います。

それは各々伝えたいことやもらった人にやってもらいたい行動が違うから。
よくある安いテンプレートで作るのも効率的ですが、一旦、立ち止まって考えられた名刺を作ってみるのもいいものですよ。

ということで、

営業が苦手な人ほど知っておきたい!私が伝わるセルフブランディング名刺セミナーはプレセミナーを含めて4回ほどやってますが、受ける側も毎回教える側である私にも発見のあるセミナーです。開催はリクエストがあればという形でやっています。

興味が湧いてくだされば、受けたいボタンをポチッと押してもらえたら幸いです。

只今、開催リクエスト受付中!
営業が苦手な人ほど作っておきたい!セルフブランディング名刺セミナー

こんな人におすすめのセミナーです

  • セルフブランディングをした名刺を作りたい人
  • 名刺を作るのが難しいと感じている人
  • デザイン初心者の人
  • セルフブランディングをやってみたい人
  • 初めて名刺を作る人
  • 何から手をつけたら良いかわからない人

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